ゴミ屋敷状態のテナント

北九州市小倉北区で、ゴミ屋敷状態の町工場の片づけをさせて頂きました。

経営者の方がお亡くなりになった後、閉鎖して数年(数十年?)放置された物件で、ご依頼はご子息からでした。

  • テナントの片付け(3)

テナントの片付けも担います

工場という事で、産業廃棄物も多く、アシスト北九が取得しているのが一般廃棄物の許可だけなので、今回は産廃業者と役割分担しての作業となりました。
一般廃棄物の許可では、産廃の運搬は出来ないからです。

アシスト北九で分別仕分けを主に行い、処理場への運搬を産廃業者に賄ってもらう形です。

機械などは、買い取り先が見つかったそうで、その他の物を処分することになります。

工場内は、あらゆるものが散乱されていて、ゴミ屋敷のような状態でした。

トラックに詰む前の分別作業に大変時間が必要だったので、作業は、鍵をお預かりし、数日に分けて運搬しました。

産業廃棄物は処理コストも高額

一般廃棄物は、市の処理場を利用し、コストを抑えることが出来る一方、事業所から出る産業廃棄物は、民間の処理場に持ち込み、普通ごみの3倍~10倍のコストがかかるものも珍しくありません。
またそれぞれ専門の処理場に分けて運搬しなくてはいけないことが多く、工数も余分にかかることが多いです。

こちらの工場から出た産業廃棄物は

  • 発泡スチロール
  • ジュラコン
  • 塩化ビニル樹脂
  • 廃材の板、角材

等があり、3か所の処理場に運搬となりました。

回収料金は?

2トン車20台越えの不用品量で、分別作業時間も多くかかり、処理コストも高額となるため、お見積金額は50万円でした。